
グリージーフリース(皮脂を洗い落としていない原毛)を手順に従って洗い、乾かし、ひと房づつコーミングしていきます。

整えた原毛を重ねて、スピンドルで紡いでいきます。
ある程度糸が出来たら、小筬にしていきます。

沖縄市産業まつりで地花花織りの体験コーナーがあると聞き、早速出掛けました。
会場は沖縄県総合運動公園内と体育館。館内、屋外一帯は飲食、工芸品、農林水産物のブースがひしめき合う他、唄・踊りのステージと盛り沢山。
お目当ての「知花花織り」は体育館内にコーナーが設けられ、体験用の高機2台の他、帯、小物、洋服等の製品がテーブルに並べられていました。
体験では担当の方お一人が付きっきりで指導して下さり、
コースターを一枚織らせて頂きました。
このコースターの場合、花びらの段は縦横糸各3列で作りました。
だから小ぶりなんですね。刺しゅうのストレートステッチのようです。
ダンナさんご愛用の壺屋焼きのゆのみの下に敷くと、
落ち着いた色合いに控え目なお花柄が、しっくりと馴染みます。
知花花織りとは旧美里村知花、登川地域などを中心に、村内で伝わった織物技術の一つで、起源は定かではないそうですが19世紀後半には技術・技法が定着していたと考えられています。しかし大戦を機に暫くの間織物技術の継承や花織り衣装の着用は途絶えていました。
2000年8月沖縄市が中心となり、一度失われた染織文化の復元・復興を目的に「地花花織り」を蘇らせる試みがスタートし、同年12月県内で初めて100年以上前に織られた「地花花織り」3件が市の文化財に指定されました。
知花花織りは、地域文化の確立や独自の染色文化として、約1世紀ぶりに復興された織物です。
特徴は、模様が縦方向に連続して浮く経浮花織(たてうきはなおり)と、刺しゅうのように糸が浮く縫取花織(ぬいとりはなおり)の2種類です。
(参考:地花花織り研究所作成リーフレットより)
藍染、綿地のベースに黄みがかった赤と白2色の花のモチーフが浮かび上がるのが特徴です。(このコースターはインディコ染めです)
赤と白の色も何色かの植物を掛け合わせて色を出す草木染め。
ベース藍の色共に、基本はあるものの作品によって色を変えるそうです。
沖縄には大戦により途絶えてしまった、素晴らしい工芸がまだ多くあるのでしょう。
一つでも多くこの知花花織りのように様々な人の手を借り蘇り、現代の私たちの生活を彩る工芸が復興する事を願って止みません。
来る3月8日〜11日(於 プラザハウス)に行われる
工芸フェアーにも出店があるそうです。
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